アンガーマネジメントの日

朝テレビをつけたら、今日はアンガ-マネジメントの日だと言っていました

この言葉、私は初めて聞いたのですが要約すると怒りの感情と上手く付き合いコントロ-ルすることだそうです

対処法として怒りを鎮める「6秒ルール」というのがあり、自分の怒りを感じたら6秒数えると幾分か理性的になれるそうです

また怒り=良くない感情と思われがちですが、例えばスポーツなどで負けた時にその悔しさや自分に対する怒りをバネにして練習に励むなど、モチベ-ションにも繋がるので、アンガーマネジメントでは「怒らない」状態を目指すわけではなく、怒るべき場面では上手に怒り、怒る必要のない場面では怒らなくて済むようにトレ-ニングするものだそうです

怒るべき場面  &  怒る必要のない場面

三姉妹が小さかった頃にも似たような話を聞いたことがありました

子供がいう事を聞かなくてイライラしてしまう時、感情に任せて怒るのではなく、深呼吸をして気持ちを落ち着けてから言葉にするとか、感情がコントロールできそうになければ一旦トイレなどの一人になれる場所へ行き、冷静になると不必要な暴言を吐くことが減るというものは、このアンガーマネジメントと同じような考え方だったのでしょう

確かに怒っている時って変なアドレナリンが出ているのか(笑)、怒りの感情や言葉は言えば言うほど興奮してきて止まらなくなるという経験、私もしたことがあります

そんな時、深呼吸することはとても効果的なことなのでしょうが、、、

わかっちゃいるけど~

なかなか当事者はできるものじゃないですよね! 聖人君子でない限り‼

最近私は、人は体験するために生まれてきているのだと感じています
子供だけでなく大人も体験することによって日々成長・変化しているのだと

なので若かりし頃のイライラの体験があったからこそ今の自分があり、今の私ならイライラしてもあまり意味がない(当時の自分には必要な経験だったけれども)ことだとわかるので、余裕を持って子供と接することができると思います

そう考えると昔のように三世代が同じ屋根の下に住むことは、人が成長するために(子供や親だけでなく、おじいちゃんおばあちゃんだって孫から学ぶことはあるし、日々成長しているはずです)理想的な環境だったのではないでしょうか?残念ながら今は核家族が主流ですが、、、

現代は様々な情報が飛び交っており、(私もそうですが)知識だけはやたらと入ってくるけれど、それを体験をしてこそわかることはたくさんあると思います

 

今朝私は、家族の中で一番最後に起きました
そこでふと思ったのが、いつ頃から娘たちは、”私が起こさなくても自分で起きて支度をするようになったのかしら?”
娘たちが高校生の頃までは、朝ごはんとお弁当の用意でバタバタと慌ただしい時間の中、なかなか起きてこない娘たちを起こすため子供部屋へ行ったり来たりと、朝からあんなにイライラした時間を過ごしていたのに(笑)
けれどもこの体験があったからこそ、今日のような穏やかな朝を実感することができたのでしょう

なので当時の子育て真っ最中の自分にアドバイスをするならば、ずっと同じ状態(事)がいつまでも続くことは無く、子供も大人も成長・変化しているんだから大変なのは今だけだよ~

 

余談ですが、主人はもともと朝は強い方でしたが、最近はどんなに遅く寝ても5時台には自然に目覚めてしまうようで、「年寄りは朝が早い」という話を私は間近で体験させてもらってます(笑)