一人っ子や年の差がある兄弟姉妹を除いて、兄弟げんかを一度もせずに大きくなった人は、ほぼいないと思います
子供にとって一番最初のコミュニティである家族において、兄弟げんかは必要なのかどうか、親はどう対応したら良いのかを、我が家の三姉妹にあてはめて考えてみたいと思います
兄弟げんかのメリット
-
加減がわかる
実際に叩いたり叩かれたりすることは、どのくらいまでなら許容範囲なのかが、兄弟げんかを通して自然と身についていきますSNSが発達している今の時代は、身体的な暴力だけでなく言葉による暴力(誹謗中傷等)も社会的な問題ですよね
我が家は女の子でしたので、上記のような暴力を振るうよりも言葉での喧嘩が主でしたが、自分が言われて気分が悪くなるような言葉を使うことは、大きくなるにつれて減ってきました -
我慢することを学び、考える力もつく
欲しいおもちゃを取り合った際、どちらかは我慢をしなければなりません
大人になれば例え理不尽な事でも、我慢しなくてはならない場面も出てくると思いますので、我慢をすることを経験することは決して悪い事ではないと思います
うちの三姉妹の場合、初が欲しいものを勝ち取っても、泣きつづける江に多少なりとも罪悪感を感じるのか、自分が持っている別の物を江に渡して泣き止ませていました(笑)
初なりに相手の気持ちを考えての行動だったのでしょう - 兄弟姉妹だから許される
今大喧嘩をしていたと思ったら、いつの間にかみんなで大笑いをしていたりして、、、
特に小さいうちの喧嘩は引きずらないのが最大のメリットです
友達同士での喧嘩では、兄弟げんかのように何もなかったように振る舞うことは、なかなか難しいことです
兄弟げんかのデメリット
- 対等の立場ではない
兄弟ですので、必ず長子、中間子、末っ子というような上下関係があります
なので、お兄ちゃんやお姉ちゃんだから我慢しなければならないこともありますし、逆に末っ子は小さいからという理由で、できなかったり、使えなかったりと我慢せざるを得ない場合もあります
このように最初から何らかの要因で喧嘩の勝ち負けが決まってしまうことは、子供たちの意欲を奪ってしまうのではないかと思います
まあ、これもいろいろな経験と思えば、メリットにもなり得るのかも知れませんが、、、
保護者のストレス
- 親に余裕がある時ならば、兄弟げんかにも付き合う事もできますが、毎日繰り返される兄弟げんかに、保護者のストレスが溜まるのは必然です(笑)
まとめ
- 兄弟げんかは子供が成長していく過程で、必要不可欠な行為だと思います
あまりにも酷い喧嘩の場合は親が仲裁に入り、ルールを守らせなくてはいけませんが、ちょっとした喧嘩にいちいち親が口出しをして止めさせることは、せっかくの子供の成長の機会を奪ってしまうと思います
番外編(動画付き)
- 兄弟げんかに親が口を挟むことはなるべくしない方が子供の為!
わかってはいても親だって人間だものイライラして「やめなさい!」と言いたくなりますよね
そんな時の我が家の対処方法、ちらっとお見せしますね
人間誰しも、やれと強制されるとやりたくなくなるものですね(笑)