ホテルミラコスタ 其の2

10数年前にスポンサーである義母の「泊りでディズニーランドへ行きましょうよ」という申し出を快く受けた我が家は、ホテルミラコスタに宿泊しながらディズニーランドとディズニーシーを満喫するという夢のような2日間を過ごしました

 

ホテルミラコスタ宿泊の経緯はこちらから↓↓↓

apichi.hatenablog.com

 

当時の我が家のディズニーランドでの過ごし方と言えば、開園から閉園まで食事もそっちのけでひたすら乗り物に乗るという、かなりハードなものでした
ディズニーランドに行けば、どんなに混んでいても平均11~13のアトラクションには乗らなければという妙な使命感が何故かあったもので(笑)

 

けれども、ホテルミラコスタに宿泊したこの時は”今日は帰らなくていい!明日もある!”という安心感から、パーク内で初めてレストランの予約をして食事をしました!

いつもはタイトなスケジュールで行動していたので(それはそれで楽しかったけれど)こんな時間の使い方も有りなんじゃないの?と体感した次第で!

 

閉園後、ホテルに戻ってからお土産を買うことが出来るのも宿泊している人の特権ですよね!そしてホテル内には至る所にミッキーが隠れていて見つけるのも楽しみだったりして、、、

しかし乗り物重視の三姉妹!”明日も早い!”という事で早々に部屋へ戻り就寝!
翌朝はホテル内の朝食バイキングもそこそこに、いざディズニーランドのアーリ-エントリーへ(今もやっているのかな?)

今思えばホテル内にもいろいろと素敵な場所がたくさんあり、ゆったりくつろぐことも出来たけれど、我が家のホテル滞在時間はホントにわずかで何とも贅沢な使い方をしたなあと、、、みんな若かった(笑)

 

当時アトラクション13を目標にしていた通常の我が家のディズニーでの過ごし方は、開園と同時にファストパスを取る人とスタンバイの二手に分かれ、猛ダッシュしていました(笑)(コロナになってからはだいぶシステムが変わっているようですが)
それがこの日だけはアーリ-エントリ-でまたもや心にゆとりが、、、
この時のアーリ-エントリ-も今とは違うようで、当時は15分前にパーク内に入場、一般のお客さんよりは心なしか⁉アトラクションに近い場所で、開園時間まで待たされていたと思います
たったそれだけでしたが、物凄く得した気分になり義母に感謝した瞬間でもありました!

 

2日目のディズニーランドもアトラクション三昧の三姉妹!思う存分ディズニーを満喫していた私たちですが、午後3時過ぎ頃に義母に異変が、、、

”ちょっと疲れたから私は先に帰るけど、みんなはまだ楽しんでいってちょうだい”

”あちゃ~、やってしまった!!!”(心の声)

今回は義母も一緒という事で、いつもよりはかなりペースダウンしていたつもりだったのですが、丸2日間三姉妹に付き合わされた上、夏の暑さも相まって、さすがの義母も疲労困憊だったはず

 

”それじゃあ、みんなで帰りましょう”という提案に、”一人で大丈夫だから三姉妹はもう少し遊んでいきなさいね”と言って去っていく義母の後ろ姿を、我々は呆然と見送ったのでした

 

そしてここからが忘れることのできない義母とのエピソ-ド

我々が義母の後ろ姿を見送るなか、ふと義母が去って行った方角とは反対の空を見上げると、突如として現れた真っ黒い雨雲!
まるで映画のワンシ-ンを見ているかのごとく、あれよあれよという間にディズニ-ランド上空を雨雲が覆ったかと思いきや、激しいスコールに見舞われて!
あまりの激しさに外にはいられず、スぺ-ス・マウンテンに駆け込むこととなったのでした

2日目朝:ディズニーリゾートラインでランドへ向かう途中の車窓から

義母が帰るまではすこぶる晴天だったのに・・・

 

義母が晴れ女という事は知人や親戚一同周知の事実で、例え天気予報で雨と言われても必ず義母のいるところは快晴となり、旅行や運動会、バレエの発表会などの催し物の際、私たちも幾度となくその恩恵にあずかりました
なので明日どうしても晴れて欲しい時など、冗談で”おばあちゃんを呼んだら!”とか、たとえ降水確率80%でも”今日はおばあちゃんと一緒だから傘は必要ないね”といった会話が我が家では当たり前のようになされています

 

これまで義母のいる場所=快晴という体験は何度もしてきたので、信じて疑がわなかった私ですが、この時の出来事は今までに無かったパタ-ンで、まさかのお天道様を連れ去って行った義母!

この日以来私は、彼女は天照大御神の化身ではないかとひそかに信じています(笑)