補助輪無しで自転車に乗る~初編~

我が家の三姉妹は2学年づつ離れています

娘たちが特に小さい頃は”お姉ちゃんだから我慢しなさい”とか”妹なんだからお姉ちゃんの言う事を聞きなさい”といった上下関係を決めつけるような子育ては、なるべくしないように心がけていました

それが良かったのかどうかはわかりませんが結果、幼い頃から三人とも対等で、成長した今でもその関係は変わらず、三姉妹をよく知らない人たちは100%初(次女)が長女だと思うようです(笑)

 

三姉妹が小さかった時、補助輪無しで自転車に乗れるようになる為の練習は、我が家では一大イベントでした!
今思えば大人になって自転車に乗れない人などほとんどいないのに、何をあんなに躍起になって練習していたのか???

三姉妹の中で一番早く補助輪をはずして自転車に乗れるようになったのは初で、練習時間3時間というWR(=我が家のRecord)を保持しています!

その時の画像がこちら↓↓↓

後ろではお父さんが自分を支えてくれていて、カメラは常に自分に向けられていたせいかどうかはわかりませんが、終始笑顔で楽しそうだった初!

三姉妹の中で一番怖がりで慎重な初が、3時間で自転車に乗れるようになったのは一体なぜなのか?

【物理的には】
1. 自転車が小さかったので倒れそうになったらすぐに足を着くことができた

2. 芝生だったので倒れてもそれほど痛くない

【メンタル的には】
3. お姉ちゃんと同じようにしたい(ライバル心⁉)

当時の心境を初に聞いてみると、
「茶々の乗っている自転車に乗りたい一心で、早く補助輪をはずして乗れるようにならなくちゃ」と思っていたようです

(下の子特有の負けず嫌いなこの感情は長女には皆無なので、初のWRは当然の結果だったのでしょう)

4. 自分なりにいろいろ考えながら練習していた

初の話だと、自転車を支えてもらって乗っていた最初のころは、
「止まると倒れてしまうのではないかと怖かったけど、途中から足を着けばいいんだ!」と気づいてからは怖くなくなったそうです

大人からすれば”な~んだそんなこと?”と思ってしまいがちですが、、、
運動神経の良い子は倒れそうになれば自然と足を着くことが出来るのでしょうが、そうでない初は小さいなりにいろいろと考えていたんですね!

15年前に初の考えていたことがわかっていれば、もっと上手いアドバイスができたんだけど~

5.とにかく飽きずに集中して乗っていた
この時のビデオを見ていてふと思ったのは、自転車の練習をしていたこの時間は初が両親を独り占めしていたこと!
普段は何かあれば”順番にね!”と言ってなるべく平等に接するようにはしていたものの、小さい子供にとっては三分割にされた小間切れの愛情では満足できなかったのかも知れません!
でもこの時の3時間だけは、いつもと違って我々親の目は確実に初に向けられていたので、たぶん嬉しかったのかなぁ

 

そんな様々な条件が重なって3時間という短時間で自転車に乗れるようになったのだと思います!



最後には茶々との夢の饗宴⁉

最近つくづく思うのは、子育てに成功や失敗(良い・悪い)はないということ
例えば良い大学に入って良い会社に入った全ての人が幸せと感じるかどうかなんてわからないし、100人いれば100パタ-ンの子育てがあるはず

私は常に平等を心掛けてきたけれど、それは当時の子供たちには伝わっていなかったかもしれない
けれど三姉妹がいずれ結婚して子育てをするようになれば、親の気持ちが理解できる時が来るかも知れないし、それでも”妹ばかり見て私を構ってもらえなかった”事が嫌だったのなら、それを反面教師にしてもいいと思う
子育ては自分が良いと思ったことは取り入れて、違うと思えば別のやり方をすればいい!ただ、それだけ!
大昔からそれの繰り返しなんだと思う!

現代は多くの情報が簡単に入手できメリットも沢山ある反面、自分には合わないものもあると思うので、そこのところはよ~く見極めて欲しいけど

 

そして普段は家族の中心にいる江が、この3時間ほとんど構ってもらえず機嫌の悪かったこと!




そのはけ口は、何をされてもめったに怒らない茶々へ向けられていました(笑)

スク-タ-を使おうとした茶々に、取られないようスク-タ-と三輪車を握って離さない江!(笑)

 

おまけ映像↓↓↓

youtu.be

王道のボケを地でやってくれる茶々!さすがです(笑)