バレエ発表会~ハプニング編~

発表会の日にちが決まると、子供たちは大体4、5ヶ月くらい前から発表会の練習に入ります

プログラムの構成としては、各クラスの発表(これは主に小学生以下の子供たち)・童話を題材にした先生オリジナルの振付小作品(小学生以下)・クラシックバレエ作品の中から抜粋(中学生以上)・全幕物から一部抜粋(全クラス)となっています

 

リハ-サルは通常のレッスン日に加え土日も行います

そして発表会間近になると、4部の幕物の通し稽古をするため、全クラスが集まります

なるべく小さい子の待ち時間を少なくするようスケジュールが組まれていますが、それでも普段より長時間スタジオにいなくてはならないので、小さい子はおやつを持参することが許されています

うちの三姉妹は小学生の低学年の頃までは、このお友達とのおやつタイムが楽しみで毎週土日のリハーサルに通っていたと言っても過言ではないと思います(笑)

もう少し大きくなってくると普段は見れない憧れのお姉さんの踊りを見れることも、とっても刺激にはなっていたと思いますが、、、

なので子供たちにとっては発表会当日だけが楽しみなのではなく、このリハ-サルからドキドキワクワクが始まっているのでしょうね

遠足の前の日のような・・・

 

発表会の1週間前くらいになると衣装を手渡されます

この頃になると三姉妹の頭の中は発表会モードマックスで、家の中でも三人で音楽をかけながら踊っていました

前日のゲネプロは大体お昼頃会場へ入り、夜の8時~9時ころまで続きますので、空き時間に静かに過ごせるよう塗り絵等の小道具も必需品となります

そして発表会当日は9時に会場へ入り、バーレッスン、メイクをしながら午前中は最後のリハ-サルを行い、いよいよ本番へ!

 

娘たちの通うバレエ教室は少し離れた場所に2つあり、発表会はそれぞれの教室で1年半に1度行います

それに加えて強制ではありませんが、4年生以上になると自分の通っている教室ではないお教室の発表会にも出るようになります

なので今までに三姉妹もかなりの回数の発表会を経験していますが、一度たりとも満足のいく発表会はなく、前回の失敗を踏まえて今回こそはと発表会に臨むのですが、とにかく毎回いろいろなハプニングが起っていて

 

今回は茶々が2年生の時の発表会のエピソードをひとつ

前日の長時間のゲネプロもなんとか乗り切り、翌日も早く起きるため帰宅早々三姉妹を寝かしつけたところまでは順調だったのですが、翌朝起きてきた茶々に異変が、、、

後で本人に聞いたところ、朝起きた時点で体が重たく、今日は発表会なのにまずいなあと思ったそうです

その時、念のため熱を測ったら38℃ありました

会場に入っても体に力が入らなくて先生にも相談したところ、”今までちゃんとやってきたから本番は大丈夫”と言っていただき、リハ-サルはやらずに楽屋でずっと横になっていました

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熱はピークに?!

本番は熱の為、”自分の体ではないようだったけれども妙に頭は冴えていて、緊張もせず客観的に自分を見ていた”と茶々は言っています

結果、踊りとしてはそんなに悪い出来ではなかったような、、、

そのくらいのコンデションの方が普段フワフワしている茶々にとってはちょうど良かったのかも(笑)

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なみだ目な茶々

舞台で踊ってる以外は楽屋で横になっていて、この時の茶々の写真はほとんどありません!唯一三人で撮った写真がこれ↑↑↑

 

とにかく何度やっても完璧な発表会はなくて、踊る技術はもちろん精神面、体調面等あらゆることに気を配り、どんなハプニングにも対応できるようにしておくことが大切だとこれまでの発表会を通して学んできました

その時その時でベストなパフォーマンスができるようにね!

 

2つの教室合同で、今年の8月に節目となる第30回発表会があります

4月に入れば本格的にリハ-サルも始まりますので、今回も準備を怠らず、悔いの残らないパフォーマンスができること、祈ってます!!

 

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頂いたお花を前にパチリ!

翌日は何事もなかったかのようにケロッとしていて、、、

昨日の熱は何だったの~???