茶々と初の通っているバレエ教室の発表会が8月7日(日)にあります
今回は第30回目の発表会で、先生も今回を機に発表会の運営は第一線から離れ、後継者にバトンタッチしようと考えているようで、これが最後という想いがあるのかとにかく気合が入っています！
通常発表会のリハ－サルは3ヶ月前くらいから始まるのですが、今回は4ヶ月前の4月から始まったし、舞台の大道具もプロジェクトマッピングと合わせたりと新しい試みをするようです
割と直前まで内容を公表しないタイプ（小出しにする）なので、どんな風に仕上がるのかは”先生のみぞ知る”と言う感じですが(笑)
発表会は4部構成で、1部は各クラスのバレエコンサート、2部、3部は小学5年生以下の子供達の創作「赤ずきんちゃん」と6年生以上のお姉さん達で踊る「ライモンダ」、4部は全員参加の幕物「シンデレラ」を行う予定です
「ライモンダ」は第3幕の結婚式の場面の抜粋ですが、初はライモンダ（お姫様）を演じ、男性ゲストとのパ・ド・ドゥ（男女二人で組んで踊る）があります
パ・ド・ドゥを踊るとなると普段の全体でのリハ－サルとは別に男性ゲストに来てもらい、発表会前日のゲネプロと本番を合わせて、大体10回くらいを目安に二人でリハ－サルを行います
4月21日に行った1回目のリハ－サルで、取り敢えず最後まで音をかけて踊れていたので、あとは本番までに細かい部分を詰めていけば8月の発表会までには何とか仕上がるだろうと、この時初は思ったらしいのですが、、、
案の定、そんな思い通りにはいかず！
ぜひ、読んでみてください↓↓↓
手術をしていない方の右足踵の骨がつま先立ちになると圧迫され痛みだし、すぐ病院へ行くことに
このまま発表会まで痛みと付き合いながら発表会後に手術をすることも考えましたが、6月1日に手術が出来ることになり、取り敢えず術後1ヶ月は安静に、残りの1ヶ月で何とかする‼という賭けにでました
手術後、先日の診察では「もうジョギングくらいしてもいいよ」と先生に言われていましたが、つま先で立ったり右足だけに体重をかけたりするのはまだまだ無理そうで
それでもやれることだけでもやろうと6月27日からレッスンへ行き始めました
パ・ド・ドゥのリハ－サルは7月下旬から数回やる予定で当初の10回には全然届きませんが、ストイックな初なので何とかするでしょう❣
一方茶々はと言うと、幕物「シンデレラ」のシンデレラを踊ります
これも男性ゲストとのパ・ド・ドゥがあるのですが、これまで茶々がお相手をしてもらったダンサ－は皆さん熟練した人たちで、その度にたくさん学ぶ事もあったし尚且つ本番は茶々を上手くサポ－トしてくれてきれいに踊らせてくれるプロでした！
しかし今回のお相手はプロ1年目のフレッシュなダンサ－なので、ご本人の技術は凄いのですが女性と組むのはまだまだ経験が浅く、二人で意見を出し合いながら作り上げているようで、茶々にとってはとてもいい勉強になっているようです
男性にリフトされたり肩に飛び乗ったりするのも、お互いに信頼し合っていなければ怖くてできないので、そういう意味ではやっぱりコミュニケーションは重要ですよね
またシンデレラはかなり演技の要素も強く衣装も早着替えをするし、小道具もたくさん使うし、トウシュ－ズも舞踏会用とそうでない物、見せるだけの靴と何足も用意しなければいけなかったりと、単に踊りだけに専念できていた今までの発表会とはえらい違いで、、、
不安だらけの今回の発表会、考えることが多く茶々の頭の中は寝ても覚めてもシンデレラでいっぱいのようです(笑)
とにかく先生にとっても集大成の発表会であると同時に、茶々や初にとっても3歳からバレエを続けてきた良い節目になると思います
なので、映画やお芝居を気軽に身に行く感覚と同じようにバレエを普及したいと目論んでいる私としては(笑)、バレエなんて全く興味がないという人にもぜひ観てもらいたいと思っています❣（シンデレラや赤ずきんちゃんなどポピュラーなお話でもあるので）
発表会は何度となく経験してきた茶々と初ですが、どんなに準備万端にしてきても毎回大なり小なりハプニングはつきものです
初が小学5年生の時、「キトリ」のヴァリアシオンを踊った時に最後の最後で左足(軸足）のトウシュ－ズが脱げるという事態が、、、
キトリは踊り終わるとそのまま一度舞台袖に入るのが通常の振り付けなので、右端の写真は舞台袖でトウシュ－ズの踵を入れなおして、最後の挨拶に戻って来た時のもの！
よく見るときちんと履けていないかな？
前日のゲネプロまではふつうにこなしていたのだけれど、うちに帰ってきてから足に違和感があったそうで
まさか、足が浮腫んで本番トウシュ－ズが脱げちゃうなんて考えもしなかったし、舞台上では当事者の初が一番パニックになっていたのでしょうが、最後までスリッパ状態でトウで立って踊り切った初の根性は凄いと思います‼
それにしても、いくら体重軽くて柔軟性がある子供でもよく怪我しなかったなあ
これもバレエあるあるでしょうかね？
