高校受験

中学3年生の皆さんも、4月からの進路がそろそろ決まり始めている頃だと思います

我が家の3姉妹は小6の時の公立中高一貫校の受検に玉砕し、高校受験をすることになりました

 

公立の中学に通ってみて思ったことですが、娘たちにとっては大学受験を目標に友達同士切磋琢磨しながら勉強する学校より、伸び伸びと自分のペースで勉強できる環境が合っていたようです

よって、結果的には中高一貫校へ行かなくて良かったと思っています

 

私の父は良い学校へ行けば良い先生がいるから、少しでも良い学校を目指した方がいいという考えでした

もちろん一理あるとは思いますが、いかにも昭和的な考え方で、、、

自分の能力以上の学校を目指して頑張れる子もいれば、余裕を持って勉強できる環境が合っている子もいるはずです

これからの時代今までの常識は通用しなくなってくるでしょう

なので子供の向き不向き、得意不得意を見極めて、得意を伸ばせる環境を与えてあげられることがベストだと思います

けれどこれが一番難しいことですよね!

昭和のように型にはまった教育に子供を乗せていく方が、親にとってはよっぽど楽だったと思いますが

 

我が家の高校受験の話に戻りますが、親としてはやっぱり学費の負担が少ない県立高校に行ってくれることを望んでいました

が、そうそう思うようにはいかないのが現実です!

茶々の時は初めてということと、気分が乗らないとなかなかやる気にならならいと言う性格上、集中力はあると思うのですがその集中力がいつ出てくるの?って感じでとにかく気の休まらない受験生活でした(私が、、)

加えてバレエも続けており12月の発表会もちゃっかり出ていたし、、、

とにかく県立高校の合格発表まで精神的にはボロボロだったような(私の、、)

なので第一志望の県立高校発表の日に、茶々の番号があった時は飛び上がるほどうれしかったのを覚えています

これでやっと精神的に解放されると、、(笑)

今現在の茶々に言わせると、”高校受験は倍率も低いしそんなに頑張らなくても入れるよ”だそうです

こっちはどうなるかとヤキモキしていたのに、当の本人はそんなものです

 

初の高校受験も第一志望は県立高校に

ただ、茶々と同じ高校には行きたくなかったのか別の高校を志望していました

今思うとこの高校にどうしても行きたいという気持ちはなかったんじゃないかな?消去法で仕方なくという感じだったような

茶々は気が向かないと自分からなかなか動こうとはせず(興味のあることに対しては物凄い行動力を発揮するのですが)

それにしびれを切らした私の方から手を差し伸べてしまうのですが、初の場合はその逆です

とにかく自分で決めたことはコツコツやるし、負けず嫌いな面もあるので人には頼らず一人で何とかするようなところがありました

しかし、この頃はプレッシャーに弱い面も出てきていて、ちょこちょこ原因不明の体調不良もあったりして、今思えばきちんとやらなければいけないというプレッシャーがストレスになっていたのでしょうね

私はというと茶々の時とは打って変わって、手のかからない初をいいことに勉強に関しては初任せにしていました

この時もう少し初の性格をよく考えて、志望校を決めていたらまた違った方向に行っていたのでしょうが、いろんなことを経験して今の初がいるのだから、良しとしましょう

もちろん初も受験の直前までバレエは続けていました

とにかくよく頑張っていたと思います

そして滑り止めの私立を受けた時に、英語に特化したクラスに入らないかというお誘いがあり、説明会へ行くことに

英語がわりと得意であった初は先輩の話などを聞いて興味が湧いてきたようで、急遽私立高校へ行くことに決めました

頑張れば何とかやってしまう性格の初、その反面内側ではやり続けなくちゃというプレッシャーがあったのかもしれません!

自分で選んだ私立高校ですが、県立高校を受けなくて済んでホッとした気持ちが少しはあったのかも

そんな複雑な初の気持ちをこの時はまだ、気づいてあげられなかったのですが、、

 

江も頑張り屋である上に、姉二人からの高校に関する情報量は半端なく、いろいろと考えた末、隣県の県立高校を受験することに

茶々も初も塾へは行きませんでしたが、江も同じく塾へは行かず

受験の方法も出題方式や傾向も全く違ったため、何もかもわからないことだらけのスタ-トでした

とにかく記述形式の問題が多く、最初の頃は時間内に最後の問題までたどり着かなくて

過去問を5回繰り返すことを目標にめちゃくちゃ勉強をしていました

皮膚のかゆみと戦いながら、、、

私はというと江が学校へ行っている間にひたすら過去問のコピ-をしていたのを覚えています(笑)

頑張っている子のサポ-トはさほど苦にはならなかったかな

結局県立高校とは縁が無く、滑りで受けていた私立高校へ行くことに

けれど、この私立高校で華語との出会いがあり、台湾の大学へ行くことになったのですから、まさに義母の言葉通り

”神様はその子に一番合った場所をえらんでくださるから”

を実践しています

大変な思いも沢山したけれど、今となっては三者三様の受験を体験させてもらって娘たちに感謝です!

 

余談ですが、江が公立中高一貫校を受検した時の受検票が出てきたので、、、

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受検番号 001

どんだけ気合が入っていたのか、私(笑)

江にとっては1番なんてプレッシャーの何物でもなかっただろうに

それにしても、1番なんてなかなか取れないよね~ これで運を使い果たしたのかしら?