茶々と初はバレエをやっていたので、中学の部活はあまりきびしくない美術部に入っていました
当時は部活に入っていないと、修学旅行の時の班決めなど仲間はずれにされてしまうなどという噂があり、本来なら帰宅部という選択肢もあったのですが敢えて美術部に所属していました
なので、物凄く絵を描くことが好きだとか、美術作品に興味があったわけではなく部活もなんとなく惰性で行っていたような気がします(ホントのところどうだったかな?)
一方、主人も私も中学・高校とどっぷり部活にハマっていた口で(主人は大学も体育会系のサークルに所属していたので)、どちらかというと熱い青春時代を過ごしました(笑)
それぞれの時代の仲間と今でも交流があり、娘達にも仲間と一緒にチャレンジしたり、たくさんの友達を作ってもらいたいなと思ってはいましたが、バレエをやっている以上はなかなか無理な話で
中学・高校で茶々と初にはどんな形にせよバレエは続けた方がいいのではと促しましたが、江はバレエには向いていないのかなあという想いがあったので、小学6年生で江がバレエを辞めたいと言った時も無理には引き止めませんでした
もちろんバレエを辞めると決めたのは江ですが、あの時私が強く引き止めていたら今の状況は全く違うものになっていたのでしょうか?
こう考えると良いことも悪いことも親の影響力はあるでしょうし、親の一言で人ひとりの人生を決定してしまうこともあるのかと思うと、ホント子育ては難しいし正解はないように思えます
あの時ああすれば良かったんじゃないかとか、こう言った方が良かったんじゃないかなど考え出したらきりがないので、最近ではこの人生で、今本人が選択したその事を経験するために生まれてきたのだと(それが良いか悪いかは関係なく)、考えるようにしています
江が今の自分で良かったと思ってくれていれば、それが一番ですよね!
正直な話、3人のうち一人でも仲間と一緒に何かをするという経験をしてもらいたいという想いもあったので、私のエゴは満たされましたが(笑)
中学で江は剣道部に入部しました
なぜ剣道部だったのかはわかりませんが、主人も私もスポーツは大好きなので反対する理由もなく
余談ですが、私の父が”道具はちゃんとした物を”という考えで、中高吹奏楽部だった私にクラリネットとトロンボーンを買ってくれました
経済的な事を考えるととても高価なおもちゃでしたが、おかげで私は学校の楽器は使わなくて済み、自前の楽器をとても大切に使っていました
そんな影響もあって、結構な出費でしたが江にも剣道の道具一式を揃えることに
江が剣道を始めるまでは細かいルールは知りもしませんでしたが、江が出る大会があれば必ず見に行っていたし、当時テレビ中継がされる武道館で行われるような大きな大会なども録画して見たりしていました
大人の剣道の試合はスピ-ド感や掛け声がド迫力で、とってもかっこいいです!
また、判定をくだす審判の動体視力もとてつもなくいいのだろうと、毎回感心して試合を見ていました
剣道は「礼に始まり礼に終わる」という精神があり、試合に於いては礼儀作法を守り、また相手への敬意を重んじることが大切であるとされています
なので、試合に勝ってガッツポーズをしたりすることもNGです
また袴のたたみ方など、最初の頃は上手くできず江と一緒にYouTubeで動画を見たりしたこともありました
剣道って本当に奥が深いです(剣道に限らず何事も知らないだけでそうなんでしょうが、、、)
江が始めなければ一生私には無縁だった剣道
ほんの入口部分だけでしたが、知ること・体験ができて江に感謝しています!
子育てって、子供を通して自分自身の学びでもあるんですよね!