江は赤ちゃんの頃から皮膚が弱くずっと病院でもらった塗り薬をつけていました
しかし段々と薬が効かなくなっていき、ある時病院で処方された飲み薬をきっかけに脱ステロイドという極端な方向転換をすることに
(よかったらご覧になってください)
大まかな流れを時系列でまとめみると
7/1 皮膚科から飲み薬を7日分処方される(薬の効いている間は皮膚もきれいになったが飲み終えるとリバウンドが起こる)
7/24 ネットで検索をし、江と似たような症状の方が改善しているのを見て漢方薬局を訪れる
8/3 これまでは手足のみの発疹が顔にも出始めたため、再び漢方薬局へ
暫く漢方は中止することに 一番弱いステロイドを塗って症状を抑える
8/4~6 塾の合宿(2泊3日)
8/25 皮膚の状態は悪く、赤みを帯びていたものが水泡に変わりジュクジュクしてきたため再び漢方薬局へ行き薬を買う
8/26 漢方だけでは限界があると思い再度ネット検索をし、ステロイドを使わないというAクリニックを受診することに
この時手足からは体液が出ており、包帯でグルグル巻きにされる
8/30 再びAクリニックへ 皮膚の状態が落ち着いたらプロトピックを使った治療をすることに
江はこの年小学6年生で、公立の中高一貫校を受検するため塾に通っていました
夏休みは前半と後半に夏期講習があり、8/4~8/6には2泊3日の合宿もありました
何とか合宿には参加できましたが、今思うとあんなに酷い状態でよく勉強したと思います
最初に漢方薬局を訪れた時に購入した漢方薬は¥40,000近くしました
何とかして江の皮膚がきれいになるのならと、金銭感覚も麻痺していたようです
その後2回ほど漢方薬局へ行き薬を購入しましたが、江の皮膚の状態は悪くなる一方で埒が明かず、しびれを切らした私はステロイドを使わないというAクリニックへ江を連れていくことに
本当は体質改善の為に漢方薬も飲み続ければよかったのですが、飲みづらい漢方薬を江が嫌がったため1ヶ月で止めてしまいました
もっと冷静になって行動していればもう少し良い結果になっていたのでしょうか?
今となっては、「たら・れば」ですが、、、
Aクリニックではステロイドの代わりにプロトピックを使っています
しかし皮膚が化膿していてはプロトピックは使えないので、まず皮膚の状態をよくするための薬をもらい治療することに
処置としては、皮膚を清潔にするためビーソフテンロ-ションを塗り、炎症を抑えるトパルジック軟膏と抗生物質のゲンタシン軟膏を混ぜた薬を塗り、次に亜鉛華軟膏「ヨシダ」で皮膚を保護し、薬を塗った部分にガーゼを当て包帯で巻きます
学校が始まってからは平日は夜のみ、休みの日には2~3回これを繰り返し、プロトピックが使えるようになるまでに1ヶ月以上かかりました
亜鉛華軟膏は厄介で普通に拭いただけでは落ちないので、オリーブ油(医療用)を使って落としていました
学校がある日は包帯を取るのがひと手間で、朝早く起きなければならないのは(睡眠時間が削られて体調も悪くなるし)ホントに辛い時期でした
その時の写真を1枚
体力が極端に低下しており、体内でステロイドホルモンを作る副腎も疲労していて、とにかく安静にするよう言われていました
もちろん少し調子のよい日は受検勉強も頑張っていましたので、本当に大変だったと思います
ステロイドを一切やめてしまうという浅はかな私の考えの為に犠牲になった江
今では「脱ステロイド」ではなく「卒ステロイド」という考え方のお医者さんも出てきているようで、10年前に出会いたかったなあ
写真は私への戒めの1枚として撮ったものだけど、このあとまだ2回ほど大変な思いをすることに
江の体は悲鳴をあげていたのでしょう!
長くなりそうなのでまた別の記事で