茶々を出産する前に第一子の子育てについて、赤ちゃんが寝たからと言って大人が生活音をなるべく立てないようにしていると、抱っこをしてせっかく寝てもベッドに置いた途端に起きてしまったり、新聞を広げた音でも目を覚ましてしまったりと、敏感な子になりやすいと何かの記事で読んだことがありました
また、少し大きくなって行動範囲が広くなってくると、危険も伴います
そんな時親としてもちろん危険は回避しなくてはいけないと思いますが、干渉し過ぎるのも子供の自主性を奪ってしまうので、見守る育児をした方が良いとも書かれていました
確かにお兄ちゃん、お姉ちゃんがいる第二子、第三子になれば、毎回静かな環境で寝ることはできないはずで、その子なりにそのうるさい環境に適応していくのだからと思い、茶々が赤ん坊の頃は生活音を立てることにあまり神経質にならず、普通に過ごしていました
そのおかげなのかどうかはわかりませんが、小学校低学年くらいまでは妹たちが横で騒いでいても、よく寝る子供に育ちました(笑)
しかし三姉妹を育ててきて今思うことは、とにかくいろんな情報に惑わされず、自分たちにあった子育てを選択するべきです
これは子育てに限ったことではないと思うけれど、、、
こんな他愛もない子育て話も、話し半分で読むのが正しい読み方でしょう!
そして一人遊びをするようになってからは、多少危ないかなあと思いながらもなるべく手を出さないよう見守る育児をしてきました
そんな自由奔放な茶々を少しだけ
とある住宅街で、空き巣が入ったとの通報が・・・
幸い防犯カメラに犯行の一部始終が写っていた模様
警察は犯行現場に戻ってきた犯人の身柄を確保!
今見ると【見守る育児】をはき違えてたんじゃないって思うくらい(笑)
とにかくやりたい放題やらせていて、、、
そんな風に育てた茶々の現在はというと、ドイツへのバレエ留学も自分で調べて勝手に決めてきたし、バイトを見つけたりするのも躊躇なく探してきて始める行動力もあり、どんな環境でも順応して生きていける生命力はあると思います!! ホント男らしい(笑)
人は元気で活発な性格や大人しい性格、優しい性格や意地悪な性格のように一見正反対のような性格も、全て持って生まれてきていると思います
茶々にしてみても周りからは、行動力がありサバサバしている性格に見られがちですが、見えない部分では意外と小さい事にひっかかり、グルグルと頭の中で悩んでいたりして、、、
ただその性格がその人にとってどのくらい占めているかの違いで、全く同じ人はいないし、その割合の違いが個性なんだと思います
そしてその個性をどう伸ばすか・潰すかに多少なりとも影響を与えているのが、子育てだと思っています
例えば活発な子に危険だからと言って、親が危険を全て排除していたら、大きくなって自分で危険を回避することができなくなってしまうかもしれません
しかし、本来活発な性格が大半を占めている子が大人になった時に、もしかしたら突拍子もない事をして大けがをするかもしれません
それは知識はあっても経験はしてこなかったから
だからと言って、見守る子育てが良くて危険を全て排除する子育てが悪いと言うことではなく、子育てには良いも悪いも・正解も不正解もないと、私は思っています
考え方にしても小さいうちは、親の考えが子供にとっては全てでしょう!
しかし大きくなって自分で物事を判断できるようになった時、今まで教えられてきた親の考えを一旦脇に置いといて、違う考え方の人の意見を聞ける柔軟性があれば、これからの時代、たくましく生きていけるんじゃないかと思います
完璧な子育てなんてできるはずもなく(うちの三姉妹にももっとこうすれば良かったかなと思う事はたくさんあるし)、万が一完璧な子育て方法が確立してしまったら子育てする意味がなくなってしまうので、試行錯誤して成功や失敗を経験しながら、親も子も成長できたらそれが一番!
もちろん親にはこんな子に育って欲しいという想いはあるでしょうから、そういったエッセンスをいれつつ、もう一度20年前に戻れるなら偏らずやりすぎない子育てをやってみたいかな!