我が家は娘たちが生まれた日と次の日の新聞を記念に残してあります
主人曰く、次の日の新聞には生まれた日の事が記事になっているから
(お時間あれば覗いてみてください)
今回は初の生まれた次の日の1面に載っていた記事から
見出しには 教育基本法 改正「必要に応じ」とありました
教育基本法は第2次世界大戦後1947年に公布された法律です
その後鳩山内閣・池田内閣のもとで改正の動きがあったが実現せず、当時(この記事)の首相の私的諮問機関として設けられた教育改革国民会議が見直しを提言し、改正問題が再浮上したようです
そして中央教育審議会での審議を経て国会でも論議されるようになり、2006年に全面改正となりました
こうしてみると法律を改正するには外堀を徐々に徐々に埋めていきながら気の遠くなる手順を踏んでやっと改正に至っているのですね
法律改正は簡単なことではないと頭では分かってはいますし、ころころと変えてしまうのも問題があると思います
けれど、その時代に合った法律でなければ意味がないとも思うので、素人考えで恥ずかしいのですが、もう少し柔軟に対応することができればと、、、
今、世界中から注目を浴びているプーチンが言った一言は、次の日には実行されているという現実もあるのに、ホント歯がゆい思いです
話を新聞に戻すと、最後の方には「奉仕活動の実施」を訴え、当面小・中学生2週間、高校生1ヶ月の奉仕活動導入を提言するとありました
この提言があった時、奉仕活動義務化に”そもそも奉仕活動は強制されてするものではない”と反対の意見もあったようです
確かに嫌々するのでは意味が無いと思います
けれども奉仕活動の経験のない私などは、いざ何かしたいと思った時に何をしたらいいのかわからなのが実情です
近年は自然災害も頻繁に起こる中、奉仕活動未経験者がむやみに現地に行って逆に足手まといになったりしているのも事実なので、学生の時にどんな活動があって自分ができる奉仕活動の窓口はどこなのか等、学ぶ機会があっても良いのではないかと思います
海外での学生の奉仕活動は活発なイメージがあります
江の通っている台湾の大学でも、単位とは関係ないものの奉仕活動の時間が決められていて、規定の時間を行わなければ卒業ができないそうです
知識があってやらないと決める事と、知らなくてやらないという事はえらく違うと思います
今、日本にもウクライナから避難をしてくる人がいます
恐らくもっと増えてくると思われますが、私たちの善意の支援が困っている人々にきちんと届けられるよう願っています
それを可能にする為にも、学生が奉仕活動を学ぶ時間があってもいいんじゃないかな?