初はベラル-シにバレエ留学中です
今年の6月で卒業を迎えますが、去年はコロナの為に卒業公演は中止になりました
そして現在は緊迫したヨーロッパ情勢の為、今年も卒業公演どころではないような状況です
3年前に留学が決まった時は、初も期待に胸をふくらませていて、私もあわよくば卒業公演を観にベラル-シヘ旅行できたらいいなあと思っていたのですが、、、
国土の約半分近くは森林という緑豊かなベラル-シ
冬は日照時間も短く気温もマイナスになることもしばしばで慣れない日本人が生活するのは大変ですが、5月、6月頃は気候が良く過ごしやすいそうで、ベラルーシの子たちは時間があればすぐに森へ散歩をしに行くほど、美しい森林が大好きなようです
そんな美しい自然は世界中にたくさんあるはずです
それを破壊するような行為をする権利は誰にもないと思います
そして自分が行ったことは、物質的にも精神的にも必ず自分に返ってきます
例え運よく自分に返ってこなくても、自分の子供、孫、子孫に返ってくると思います
昔主人の仕事の都合で1年間アメリカで生活をしていた時に、友達が言っていたことを思い出しました
「私たちがキッチンから流した油が、川を流れ海に入り、汚染された海で育った生物を餌にして大きくなった魚を、巡り巡って日本に帰った茶々たちが食べるんだよ」
と、、、本当にその通りだと思います
またつい先日ヨーロッパの二つの地域が「独立国家」として承認されていましたが、承認する(承認された)と言っている時点で主従関係があり、独立=自由ではないような気がします
もしかしたらこの二つの地域に住む人々は支援や保護を受けていたことから、やむを得ず従うしかなくて、自分たちが暮らす土地が争いのきっかけになることなど望んではいないでしょう
そしてこういった国に対して経済制裁をすることも、宿題をやらない子供に対して、「今日のおやつは無しだからね」と言っているのと、スケ-ルは違えど同じだと思ってしまいました
そしてこの子供が次の日、自らを反省して宿題をやるかというと、実体験からしてほぼありえません(笑)
誰しも人は幸せになりたいと思っているはずです
けれども人や環境を傷つけて得た財産や地位は、人類が誰一人いなくなってしまってはなんの価値もありません
利己的よりは利他的のほうが世の中スム-ズにいく気がしますが、同じ考えの人ばかりではこれまでの人類の発展はなかっただろうし、生き延びることもできなかったと思います
なので利己的が悪いとは思いません
色んな考えの人がいて当然ですし、必要なのだと思います
ただ、私のような者が何かを発信しても変わることなどそうそうないと思いますが、一国の主となると話は違います
今日発言したことが次の日には現実の物になってしまうのですから、やはり相手の立場にもなって慎重に考えて行動して欲しいと願うばかりです
世界中の人々が安心して眠れる世の中になることを願いつつも、やっぱりベラルーシにいる初の安全第一を考えてしまう私は利己的なのでしょうか?