世の中の大半の女性にとって、ダイエットは永遠のテーマだと言っても過言ではないのでしょうか?
かく言う私もダイエットの経験、たくさんあります(笑)
脂肪燃焼スープダイエット・炭水化物抜きダイエット・プチ断食・置き換えダイエットetc.
バレエをやっている子供たちもしかり!
ダイエットは一度は通る道だと思います
(もちろんいくら食べても太らない、羨ましい人もいますが、、、)
バレエはただ単に痩せれば良いというわけではなく、細くしなやかな筋肉をつけなければいけません
いろいろと経験してきた今なら、私のような素人が子供の体重管理の為に
”自己流ダイエットをさせてはいけない”
と、当時の私に言いたいです!!
偏った食事制限は長続きせず、つらいだけで結局思ったほどの効果は得られないのですから!
茶々は中学2年生頃までは小学生のような体型をしていたので、もしかして太らない体質?と淡い期待をしていたのですが、やっぱり血は争えず、、、
15、16歳でちょっと遅めの思春期⁉がきてから、茶々もダイエットには悩まされてきました
自分の高校生の頃を振り返ってみてもこの頃の食欲はとどまることを知らず、ましてや茶々は私に似て食いしん坊なうえに
食べたいものがある ➡ ならば自分で作ってしまえ
というフットワークの軽さ‼(笑)
体質的にも性格的にも食事制限は不向きで、、、
ダイエット中の高校生の頃のお弁当は、主食よりなるべく野菜を多くしたり、夏休みなど長期休暇の時には、1週間だけと期間を決めて、「脂肪燃焼スープ」だけを食べてみたり、、、
いろんなダイエットを試しましたが、一時的に痩せてもそれを維持するのは難しくて、ストレスだけが溜まるという悪循環!
思春期の体は将来、安全に赤ちゃんを産めるよう脂肪を蓄えて準備をしているのに、それに対して食事制限と言う真逆の行為をしているのですから、、、
そりゃあ、体調崩すしストレス溜まりまくりです!!
さらに精神的にも多感なこの時期に、自分をコントロ-ルするのは難しかったと思います
今思うとほんとにかわいそうなことをしたと、、、
バレエダンサ-は細くなければというイメ-ジがあり、昔はダイエットを強要しているバレエ教室もありました
ドキュメンタリー番組でロシアの国立バレエ学校の生徒が、一切れのチ-ズとりんごを時間をかけて食事をするのを見たこともあります
このようにバレエ大国のロシアでさえ体重管理には厳しく、追い込まれて極端な食事制限をしてしまう子もいるようですが、それでも学校にはお医者さんがいて定期的に健康管理をしていることを思えば、日本の子供たちよりは良い環境でバレエができているのかなと思います
最近では成長期の子供に無理なダイエットは危険だということで、行き過ぎた指導は減ってきているようです
そして有名なローザンヌ国際バレエコンク-ルの応募条件などにも、BMIの基準が設けられているとか
とは言っても未だにバレエダンサ-= 細いというイメ-ジは抜けず、茶々が1年間留学していたドイツでも、周りは細い子たちが多くて!
極端に痩せている子は、生理が止まっていたり不順だったりと、現実はなかなか変わっていないようです
やっぱり、細くてスタイルの良い子が役をもらえたりするのも現実なので、仕方のないことなのかなあ
なんだか、矛盾してますよね‼
茶々も二十歳を過ぎて、凄まじい食欲もだいぶ治まってきました(笑)
今では無茶な食事制限には意味がなく、体型を維持するためにはトレーニングが一番なことを理解していると思います
ご飯は美味しく食べなくちゃね‼
それにしても、ここにたどり着くまでに紆余曲折したなあ!