ご飯のよそい方

私の母は去年の10月に腎臓癌のため、腎臓の片方を全摘出しました

先日、経過観察のため、術後初めての検査に行ってきました

結果は、癌の転移も見られず、片方の腎臓もちゃんと機能しているということで、ホッとしました!

 

母は一見頼りなさそうに見えるのか(実際のところはしっかりしているところもあると思うのですが)、周りの人たちが手を差し延べてあげたくなるような、得な性格をしていて、私から見れば運もいい方だと思います

 

癌になっていて運がいいと言うのは変な感じもしますが、20年前の子宮癌の時も特殊な癌で見逃されていたかも知れないけれど、運よく先生が見つけてくれたし、今回の腎臓もそうです

 

毎年2月に大腸の検査をしていたのですが、去年はコロナ過でもあり、むやみに病院へ行くのも憚れたのでやらなかったそうです

けれども、7月になって

”毎年検査をしているのに今年だけしないのは”

と思い、結局大腸の検査をやりに行ったそうです

虫の知らせというものでしょうか?

 

結果、大腸は何もなかったのですが、超音波の検査で腎臓に影が見つかり、精密検査を受けるように先生から言われました

 

精密検査の結果、右の腎臓いっぱいの大きさになった癌が見つかりました

この時点で癌が見つかっただけでもラッキ-だったのですが、更に見つかった時期が7月で良かったことがあります

例年通り2月に検査をして癌が見つかっていたら、まだ癌も小さかったと思うので、母の年齢を考えるとすぐに手術することにはならなかっただろうし、今年の2月(半年後)に検査をしていたら、腎臓の外にも癌が転移していたかもしれません!

 

やっぱりご先祖様に守られているような気がします!

 

そんな母の、人から(ご先祖様からも)助けてもらえる性格は母の母、私の祖母から受け継がれているのではないかと思っています

私の大好きだった祖母も好奇心旺盛でおちゃめなところがあり、放っておけない何か手助けしてあげたくなるようなそんな人でした

 

話は飛びますが、そんな祖母との思い出をひとつ・・・

私が小学校1年生くらいの頃、おばあちゃんの家に泊まりに行った時の事

ご飯の支度を手伝っていた時に

"Aちゃんのご飯の盛り付け方、とても上手ね”

と褒めてくれました

 

私自身は何も意識していなくて、むしろその時に

”ご飯てこういう風によそうといいんだ”

と学んだくらいで、、、

 

それでもこの時に褒めてもらったことはとても嬉しくて、未だにご飯をよそう時には思い出したりしています

 

子育てって気構えてするものではなくて、こんなさりげない日常のひとコマ、ひとコマの積み重ねが、子供の成長につながっているような気がします!

 

うちの三姉妹は、ご飯を美味しそうによそう事ができてるかしら???

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