弱視とは、どんなに視力矯正をしてもハッキリとは見えない病気です
子供の視力は生まれた時はぼんやりとしか見えておらず、「見る」ことによって視神経の回路が作られ「見える」ようになります
この視覚の発達のピークは生後3ヶ月~18ヶ月頃と言われていて、6歳頃で完了します
視覚の発達が終わる6歳頃を過ぎてからどんなに視力矯正をしても、視神経回路が作られていないため、ぼんやりとしか見えないそうです
江が視力に異常があるのがわかったのが6歳の就学時前の健診でした
すぐに精密検査を受けメガネをかけることに、、、
幸い症状も軽い方だったため、メガネをかけ始めて半年後には矯正視力が両目とも1.0になり弱視にはならずに済んだのですが、もう少し治療が遅ければ一生物をハッキリ見ることができなかったかも知れません
そう思うとホントにゾッとします!!
この記事を書くにあたって、江の母子手帳を見直すと3歳児健診の欄に
”再度やってみてください”
と小さく書かれていました!!
そう言えば・・・
3歳児健診前に保健所から、家庭でできる簡単な視力検査の紙が送られてきて、家で行った結果を問診の時に保健婦さんに報告した記憶があります
その時にもう少し時間がたったらやってみてくださいと言われ、再度うちで行いました
が、
幸か不幸か江は症状が軽かったため気になるほどでもなく、そのまま放置してしまったのです!! 斜視やテレビを近くで見ていないかなどは気にしていたけれど、そういう事はなかったので、、、
当時私は弱視がどういうものかを全く理解しておらず、この検査も目がよく見えているかいないかくらいに思っていました
健診時にこの視力検査が何のためのものか、弱視がどういう病気なのかきちんと説明を受けていれば、この時点で迷わず眼科へ連れて行けたのに、、、
3歳児健診はとても大切です‼
”早期発見・早期治療”
をすれば視力矯正で生活に支障をきたすことはありません
もし少しでも気になるようならば、眼科を受診してくださいね
現在江は台湾の大学でデザイン系の勉強をしています
絵を描いたり写真を撮ったり、PCで音楽やアニメ-ションを作ったりと忙しいながらも充実した毎日を送ることができるのも、早期治療をしたおかげだと思っています
小さい頃写真を撮ると、江の目がよく光っていて、特に悪い方の右目が異常で、、、
これも何か関係あったのかしら???